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霊園で民間が運営している場合の設備の状態は

霊園というのは墓地とは異なっていて、ただ墓石が並んでいるだけというものではなく来訪者を楽しませるために景観を整えたり、休憩所なども設置されたいるところが多くなっています。
それは墓というのは人間の終焉の地ですが、そこを訪れる人にとっては先祖との思い出を振り返る場所にもなっているからです。
そのため民間が霊園を運営している場合には長時間の滞在に適した設備が整っていて、中には売店や軽食を提供してくれるところまであります。
そこにはお墓という暗いイメージはなく、公園というのをコンセプトに造られていると言っても間違いではないでしょう。
民間の場合は霊園であっても企業が利益を出さなければいけないため、公共のものと比較するとどうしても価格が高くなってしまいます。
それでも公的ではないために競争がそこには働くので、そのためにそこを利用する人に満足してもらえる場所を提供するという考え方で運営が行われているので、利用する側からすると使いやすいということになります。

民間霊園の管理と、メンテナンスについて。

民間霊園とは主に、宗教法人や財団法人、石材店などの民間の企業が管理、メンテナンスを行っています。
企業などが雇用した職員やアルバイトなどが管理をしています。
まず、霊園が定めている墓地区画の管理を行います。
これから利用したいという人への案内や、すでに利用している人へのフォローなどをします。
霊園内の清掃も行います。
ただし清掃を行うのは共用部分までです。
利用者の墓地区画内に関しては、利用者が管理をすることになります。
共用部分の設備のメンテナンスも行います。
水道やトイレ、ベンチなど不具合がないかをしっかり確認します。
卒塔婆置きや火消場、合祀墓や納骨堂なども点検をします。
公共事業ではないので、墓地の利用者がいなければ運営が成り立ちません。
より多くのご家族に利用してもらえるように、地域に住んでいる人々の要望や時代のニーズに合わせて設計、造成されているので自分に合った質の良いサービスを受けることができます。